運営企業情報

大手学習塾勤務を経て、学習塾ラトルを立ち上げました。現在、経営者、講師、そして大学院博士課程で学ぶ学生として活動しています。私が今もなお学び、研究する理由は、塾としてのあり方を追求したいと考えているからです。

自身の研究で、子どもの学力に大きな影響を及ぼすのは、小中学校時代の人間力の形成と、「非認知能力」だということが分かりました。その一つが「やり抜く力」なのです。ラトルが科目指導だけでなく、学ぶことの大切さや、やり抜くことの素晴らしさを伝え、指導するのはそのためです。ラトルでは小学校高学年のうちから「学び続ける学習習慣」を身に付けることを一つの目標とし、生徒ごとに、授業中の態度・計画を立てる力・計画を実行する力と、ラトルで実施する確認テストの結果を照らし合わせ、保護者の方にフィードバックし、またそれを指導の一助としています。ラトルの指導が家庭教育の手助けとなり、子どもたちの成長、そして社会での活躍に寄与できることを願っています。

学びの習慣の大切さは研究で実証されつつあり、勉強を教えるだけでなく、「子どものやり抜く力を育てる塾」としての使命をさらに強く感じています。

子どもたちはやがて大学受験を迎え、社会へ旅立ちます。大人になってからも「やり抜く力」は、一朝一夕で身に付くものではありません。礼儀やマナーを重んじ、何事にも一生懸命に取り組み、他者との関わりを大切にする。それを実証してくれるのがラトルの卒業生です。

ラトルには、学生や社会人として活躍しているラトルの卒業生がスタッフとして訪れ、同じ経験をしてきた先輩として、生徒から質問や進路相談を受けている光景が日常に見られます。大学や社会で活躍する力を持つ人は、小中学生の頃から何事も一生懸命で、他者を大切にできる子どもでした。一生懸命やり抜く人は、周囲の人から自然と愛され、信頼されます。ピンチが訪れたときも、自分でやり抜く力に加え、周囲の助けを得られる人なのです。

ラトルは、卒業生とのつながりに加え、地域のあらゆる世代の方と深くつながる塾でありたいと考えています。卒業生は生徒の相談に乗り、地域の高齢者の方は人生の先輩として保護者の力になってくださるはずです。地域全体のあらゆる世代が一緒になって、子どもたちを育てる。その橋渡しとしてラトルが存在し、地域の教育に貢献できれば幸いです。